顎関節症の私がインビザラインを選んだ理由と矯正歯科の選び方

皆さんは自分の歯並びに満足されていますか?私はもともと歯並びが悪い自覚は全くなかったのですが、長らく15年以上も顎関節症に悩まされてきました。コロナ禍で家にこもるようになった頃に顎関節症が悪化し、色々な歯医者を周り顎関節症の解消・緩和を相談しました。すると何人かの先生から矯正をすることを勧められたのです、全ての歯でしっかり噛み合わせることができれば、顎関節症が緩和する可能性は高いと。その一方で根本解決するわけではないし、緩和される保障もないというリスクヘッジのお言葉も併せていただきました。
今回のブログでは、私がマウスピース矯正を選んだ理由と、私なりに重視した矯正歯科の選び方をご紹介します。
まずは私の歯列矯正前後の歯並びの比較どのくらいの期間がかかったかをご覧いただき、本題に入らせていただければと思います。
汚い歯並びの写真がございますので、苦手な方は写真をスライドせずに下へスクロールしてください。

歯列矯正の所要期間
  • 矯正方法:インビザライン
  • マウスピース枚数初回:25枚
  • マウスピース作り直し:17枚 (ゴム掛けも利用)
  • 矯正期間:2021/2/18〜2022/4/10 (14ヶ月)
  • 保定期間:2022/4/10〜2023/12/20現在も続く
  • 保定用マウスピース装着時間(20時間):2022/4〜2022/6
  • 保定用マウスピース装着時間(18時間):2022/7〜2022/9
  • 保定用マウスピース装着時間(16時間):2022/10〜2023/3
  • 保定用マウスピース装着時間(14時間):2023/4〜2023/10
  • 保定用マウスピース装着時間(12時間):2023/11
    →保定期間および保定器具の装着時間は、矯正後の歯列の安定具合によって変動
目次

歯列矯正でマウスピース矯正を選んだ理由と矯正歯科の選び方のアドバイス

超慎重な私がマウスピース矯正を選んだ理由

最初に私は超慎重なタイプです。1人の歯医者さんに顎関節症の緩和のために矯正を勧められたからといって真に受けるタイプではございません。矯正前も、歯列矯正などせずとも顎関節症を緩和してみせるとマッサージやストレッチ、筋トレまで幅広く積極的なアプローチは取り組んできました。ボトックス注射は試したことはありません。しかしながら複数の歯医者に相談で回っていた時に「あれ?もしかして自分は歯並び悪いのでは?」という事実に気がついたのです。冒頭の矯正前の写真を見ていただいてわかるように、間違いなく歯並び悪かったと思います。なので、歯並びを治せば、顎関節症も緩和するかもという期待を勝手に膨らませるようになりました。
さらに、ここで新たな新事実を知ることになります、「マウスピース矯正」の存在です。矯正といえばワイヤーしか知らなかった私にとって、マウスピース矯正はまさに革命的存在となったのです。調べてみるとマウスピース矯正はかなり一般的で、特にマウスピース矯正の最大サービスのインビザラインの症例数はかなりのものであることを知ります。


インターネットのレビューで評判の良かった歯科医院を10箇所ほど周って、私なりに感じたマウスピース矯正とワイヤー矯正の良し悪しをまとめました。

マウスピース矯正

いいなと思ったところ

  • 症例数が多く、その症例数をもとに精度の高い矯正プログラムを受けることができる
  • マウスピースは目立たないので、ほとんど誰にも気がつかれない (実際に誰にも気づかれませんでした)
  • ワイヤーよりも痛みが少ない
  • 価格もワイヤー矯正より安い (インビザラインの場合:80万円〜100万円ほど)

少し不安に思ったところ

  • 歯並びは良くなりそうだが、噛み合わせの改善に不安が残る
  • 周りにマウスピース矯正をやったことのある人がいなかったため確証が持てなかった
  • 長い時間マウスピースを装着していないといけないため、外食や食べ歩きがしづらい
  • 横に移動するイメージはわくが、上下に動くイメージがわかなかった
ワイヤー矯正

いいなと思ったところ

  • 「歯並び」ではなく、最終的な「噛み合わせ」は良くなりそうだと思った

少し不安に思ったところ

  • 価格がマウスピース矯正より高い、また料金の幅も広い(私の場合:120万円〜200万円ほど)
  • そもそもマウスピース矯正で対応可能なのであれば、敢えてワイヤーを勧める歯医者がほぼいなかった
  • いつまでも矯正を続けてコストを増え続けさせる歯医者がいるという噂を耳にした
  • 1人の歯医者の技量に100%依存することになる
  • ワイヤーの見た目の印象が不安
  • 日々のお手入れが大変そう

といった観点から、私はマウスピース矯正(症例数が断トツなインビザライン)を選択することになります。
次はマウスピース矯正でも、どこの矯正歯科にするかが悩みどころです。というのも、ワイヤー矯正と比較して安いといえども100万円近くするからです。
そこで私が数あるインビザラインの矯正歯科の中から、最終的に何を重視して選んだかをご説明します。

インビザラインの矯正歯科たくさんあるけど、何を決め手にしたか

私の中での比較検討項目は、以下の3つでした。

  • 価格
  • 実績
  • 先生や歯科医院との相性

まず「価格」ですが、歯科医院によって、インビザラインの価格にそれほど大きな差はないと感じました。歯科医院によっては、マウスピースを作り直す回数の上限が設定されていたり、保定用のマウスピースの価格が別料金になっていたりなど、多少の差はありますが、価格の違いが決め手になることはありませんでした。

次に「実績」です。インビザラインの実績に関しては、わかりやすく症例数に応じてステータスランクが設定されています。「プラチナム」や「ダイヤモンド」、「ブラックダイヤモンド」など症例数の多さによって経験値がわかるようになっているのは、選択する際に非常に役立ちます。一定の安心感を得るために「ダイヤモンド」以上の矯正歯科に絞るようにしましたし、またステータスランクが高い歯科医院は提案時の説得力もあるように感じました。

最後に「先生や歯科医院との相性」です。歯科医院を巡っている中で、私が一番重要視するようになったのがこれです。先程の「実績」も間違いなく大切ではありますが、「先生や歯科医院との相性」を疎かにしては気持ち良く通院を続けることはできません。矯正の見積もりや提案をしてもらう際に、先生によってはあなたの矯正プログラムはこれです、これ以外は考えられません、くらいのことを言ってくる方も多くいらっしゃいます。また私がマウスピース矯正だと歯並びは良くなりそうだけど、噛み合わせが良くなるか不安ですと相談した際に、的を射た回答を得られないと、この歯医者に矯正という多くの時間とお金を投資することはできないと感じてしまいます。
私が最終的に選んだ歯医者さんは丁寧に不安を解消してくれましたし、じっくり相談にも乗ってくれました。先生の姿勢というのは他の衛生士さんや受付の方にも影響するものです。やはり全体的な雰囲気が優しい印象です。

矯正終了後、どんな生活を送っているか

まだ保定期間ではありますが、矯正が終了してから1年半が経過しました。矯正の影響か、コロナが落ち着いたからか、ハッキリとした理由は不明ですが、顎関節症は間違いなく緩和したと感じています。併発していた肩こりも気にならなくなりました。
副次的に期待していた歯並びの改善にも、とても満足しています。一方で、他人の歯並びが気になるようになってしまったのは悩みです。矯正前までは他人の歯並びなど気にならなかったのですが、とても嫌な習性がついてしまったと感じています。私のように歯列矯正を経験されたことのある方で同様の悩みをお持ちの方は、是非気軽にコメントくださいませ。
その他、もちろんマウスピースの歯列矯正を検討中の方も気兼ねなくご相談ください。

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この記事を書いた人

はじめまして、ゆーぞうです。

1984年に生まれ、高校まで福島県で育ちました。
何もない場所と時代だったので、漫画とテレビとゲームがエンタメの中心でした。

2006年に大学を卒業し、新卒で広告代理店に入社。
激務でしたが、18時に帰るために誰よりも結果を出すことにこだわっていました。

2013年に外資系IT企業に転職し、現在に至る。

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