皆さんは海外旅行の際の通信環境はどうされてますか?
海外用wifiをレンタルするか、海外simを購入するか、日本で契約中の携帯キャリアのオプション契約を結ぶかの3つの選択肢が一般的なのではと思います。
2023年10月に3年ぶりに海外旅行に行くことになっていた私は、一番手間がかからず、安く抑えることができる通信環境を得る方法は何なのかを調べてみました。
すると、手間がかからず、安く抑えつつ海外旅行を楽しむには『携帯キャリアを「ahamo
」にしておく』という選択肢が最もベストだという結論に達しました。
今回の記事では細かく難しい比較は行わず簡潔に整理しましたので、海外旅行を計画されている方、海外旅行によく行かれる方は是非ご一読いただき、快適な海外旅行時のデータ通信環境整備の一助になれれば幸いです。
こんな人にオススメ
- 海外旅行のとき、手間がかからずコスト的にも安価なデータ通信環境が何なのかを知りたい方
- なんとなく海外旅行に行く際に、wifiレンタルやsimカード購入を惰性的に継続してしまっている方
- 海外旅行に行く際に、既存契約のキャリアのオプション契約で通信環境対応してしまっている方
海外旅行時のデータ通信方法は、基本的には以下の順番で手間的にもコスト的にも優位だと考えられるので、4日以上15日未満の海外旅行でしたら、携帯のキャリアを「ahamo
」に変更しておくというのがベストな選択肢になります。
時間がない方のために、まずは簡潔にまとめているので、こちらで理解を深めていただき、お時間がある方は「海外旅行時の主な通信環境の比較」以降も読み進めていただければ幸いです。
・20GB 月額2,970円(税込み)の基本契約内で、海外データ通信が可能(追加契約/料金等は不要)
・91ヶ国/地域で利用可能
・海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなるため、15日より短い滞在の旅行であれば間違いなく「ahamo
」
・データ容量無制限 月額3,278円(税込み)の基本契約内で、海外データ通信が可能(追加契約/料金等は不要)
・海外での高速データ通信は2GBまでという制限があるため、それ以降は低速になります。(最大128kbps)
・2GB超過後も高速データを追加で利用したい場合は、別途500円/1GBでデータチャージが可能です。
・超過後の追加チャージは非常にもったいないと感じてしまいますよね。実際に私は我慢せずネットを利用しながら海外旅行を楽しんだときには一日500-700MBは消費しました。そのため2GBですと3日程度の海外旅行であればカバー可能だと思います。
・一方で楽天モバイルは日本国内での通信環境にまだまだ不安か残るのが正直なところです。
・もともとsoftbankユーザーでアメリカ放題の対象エリアに行かれるのであれば、softbankのままで全く問題ありません。
・ただしアメリカ放題の対象エリア外に行かれるのであれば、海外旅行を機にキャリアの変更を検討してもいいかもしれません。
・またそもそも「softbank」ユーザーの方は、海外旅行を機に現在の料金体系でいいのか見直すことをオススメします。海外旅行に年に一回は行くなら、「ahamo」であれば海外旅行での通信環境はもちろん、日本国内での節約も叶えられます。
・海外データ定額オプション(490円以上/24時間)。安いように見えて、ahamoや楽天モバイルと比較すると、かなり割高になります。
・ただし、au Payやauじぶん銀行、auでんきなどのau経済圏の恩恵を存分に受けている方なのであれば、検討の余地ありだと思います。そうではなく海外旅行に毎年行かれるような方なのであれば、キャリアの変更を検討することをオススメします。もちろん、その際の第一候補は「ahamo」です。
・家族連れで行かれる方や、友達グループで利用されたい方などは複数人で接続が可能なwifiルーターを皆で使ってもいいかもしれません。
上記以外の選択肢もたくさんありますが、こちらに載っていない手段は私が調べてみた限りですと、手間的にもコスト的にも優れているとは言えない方法だと感じています。
低価格帯の携帯キャリアである「ahamo
」と「楽天モバイル」が追加費用のかからない基本契約内で海外データ通信をカバーしているため、その他の選択肢で追加費用/高い費用を支払って海外でのデータ通信環境を用意するのは非常にもったいないと思います。
これ以降のパートでは、海外旅行時の各通信手段の優劣を簡潔に整理したので、見直しのご参考にしてください。
海外旅行時の主な通信環境の比較
海外旅行時の通信環境の主な手段として①海外用wifiレンタル、②海外sim購入、③日本で利用中の通信キャリアのオプション契約に加えて、④日本で利用中の通信キャリアの基本契約内でカバー可能という4つの選択肢があります。それぞれの実際の手間や使い勝手はどうなのか、コスト的にもどうなのかを説明していきます。
①「海外用wifiレンタル」は、意外に高くて、とにかく面倒
海外用wifiルーターは事前に申し込んで郵送してもらうか、空港でレンタルして利用することになります。
②「海外sim購入」は、価格が気にならないのあれば、手間的には悪くない選択肢
海外simは日本国内の家電量販店や空港で購入していくか、渡航先で購入し、通常国内で利用しているsimカードと差し替えることで利用可能です。
③日本で利用中の携帯キャリアの「追加オプション契約」を結ぶという選択は、面倒くさがりの富裕層のみに許された選択肢
普段softbankをご利用で行先がアメリカ(グァム/サイパン除く)の場合は、アメリカ放題が適用されるsoftbankをそのままご利用いただき、現地到着後にローミングの設定をいただければ全く問題ありません。
一方で普段docomoやau、povo、UQなどをご利用中の方には、docomoは世界そのままギガ、au/povo/UQは世界データ定額というサービスが追加費用がかかるオプション契約を申込をいただくことで、渡航先でローミングをonにすればデータ通信が可能になります。
softbankもアメリカ放題の対象外エリアに行く際には、docomoやau勢と同様に追加費用がかかるオプション契約を申込をいただく必要があります。
④日本で契約中の携帯キャリアの「基本契約内でカバーする」のが、最も手軽で安価に抑えられる選択肢
日本国内の様々な携帯キャリアの海外データ通信のサービス提供状況を調べてみると、「ahamo
」と「楽天モバイル」だけが、追加費用がかからずに、基本契約内で海外データ通信を提供していることに気が付きます。両社とも大々的にアピールしていないのが不思議なくらいなのですが、年に一度でも海外旅行に行かれる方は「ahamo
」や「楽天モバイル」へのキャリア変更を検討する価値があると思うくらい魅力的なサービスです。
「ahamo
」、「楽天モバイル」それぞれ少なからず制約はあるものの、特に「ahamo
」は大抵の海外旅行をカバーできるほどの内容になっています。「楽天モバイル」は海外での高速データ通信の容量が2GBの制限なので3-5日ほどの海外旅行しかカバーできない可能性があります。そもそも「楽天モバイル」は日本国内での通信の安定性が不安ですが。
結論
こちらの記事はプロモーションを兼ねていますが、私の実体験に基づきまとめたものとなります。先日HISの海外旅行ツアーに1人で申し込んだ際に、他にも1人で参加している方が3名いらっしゃったのですが、私以外の皆さんも全員が「ahamo
」ユーザーでした。海外旅行で不自由なくインターネットを使えるようにしたい、日本でもできるだけ携帯電話料金を低く抑えたいといった観点で携帯キャリアを選ぶとなると、「ahamo
」以外考えられないとハッキリおっしゃってました。正直かなり偏った書きっぷりになってしまったと自分的にも感じていますが、それだけ「ahamo
」と「楽天モバイル」が提供している基本契約内で海外でもデータ通信可能というサービスが、突出して優れているからという事実があるからに他なりません。海外旅行という大切な思い出を作れる機会に、不自由なくネット環境を整えるためにも、ぜひ一度携帯電話会社の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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