新年早々の2024年1月3日に、ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリーポッターに行ってきました。東京近郊にお住まいの人でなければ、頻繁に訪問をするのは難しい場所にありますので、後悔のないように準備万端で訪れたいですよね。実際に訪問してみて、訪問前に準備しておいたほうがいいことをまとめしましたので、これから訪問する方は、是非ご参考にしていただければ幸いです。
スタジオツアー東京を満喫するために必要なアイテムと心構え
私自身もスタジオツアー東京に行くのは今回が初めてだったので、ものすごい下調べをして後悔のないように準備をして訪問しました。ローブは買っていったほうがいいのか、杖は必要なのか、どんな体験スポットがあるのか、どんな食べ物があるのか、などなど事前に知っておきたい情報は盛り沢山でした。ここでは特に私が事前に準備が必要だと思ったアイテムと心構えをまとめておきます。
アイテム編
1.ローブと杖
コスプレの趣味がない人であっても、ローブと杖を準備して訪問することをオススメします。こちらの施設を訪れる方の多くは、各エリア・体験スポットでの写真撮影・動画撮影を楽しまれることと思います。やはりローブや杖を装備した状態での撮影はモチベーションもアップしますし、写真や動画のクオリティアップにも繋がります。またローブなどを着用した状態で施設を周っていると、スタッフの方から話しかけてもらえる機会が間違いなく多いことに気がつきました。実際に私はスタッフの方に「スリザリン、似合ってますね」と言われたのですが、嬉しいような切ないような何とも表現しがたい気持ちになったのですが、テンションは上がりました。寮生のように扱われている方も目にしました。体験スポットに並んでいるスリザリンのローブを着ていたお客さんが列を詰めていなかったので、スタッフの方に「スリザリン、前へ」とユニークに注意されていたのが印象的でした。またツアー終盤で体験できるブルームエクスペリエンス(ほうき乗り体験)でも杖を片手に撮影に臨んだほうが雰囲気が出ること間違いなしです。
このようにローブや杖があったほうが、スタジオツアー東京での多くの経験ができ、満足度は上げられると思います。ローブや杖の準備は、事前にUSJやメルカリ等で購入しておく手段もありますが、当日施設に入場した後のツアー開始前にショップで購入することも可能ですので、ご安心ください。個人的なオススメは、熱狂的なハリーポッターファンでない限りは、事前にメルカリで買って、スタジオツアー東京後にメルカリで売るという方法です。丁寧に扱い、綺麗な状態で販売できれば、ほぼ手数料の支払い程度で済ませることができますので、大きな出費にはなりません。
2.モバイルバッテリーと充電ケーブル、動画にこだわる方はジンバルも
写真撮影や動画撮影が好きな人であれば、そもそも必需品だと思うのですが、モバイルバッテリーは必須で持っていくべきアイテムです。私の場合、多くの写真と動画を撮影していたので、中間地点にあるレストランエリアまでにスマホのバッテリー残量が50%を切っていました。わずか3時間ほどで、ここまでバッテリーが減るとは思いませんでしたが、食事中にモバイルバッテリーで充電しているだけで、ほぼフル充電されたので、最後まで撮影を我慢する必要はありませんでした。バッテリーの残量が減ってくると、心の余裕もなくなってしまいますよね。心置きなくスタジオツアー東京を満喫するためにも、モバイルバッテリーと充電ケーブルはお忘れなく。
また特に動画撮影にこだわられる方は、ジンバルというアイテムもおすすめです。ジンバルとは動画撮影時に手ブレの影響を極力少なくするためのアイテムです。パッと見では自撮り棒のように見えるのですが、その用途は全く異なります。スタジオツアー東京は写真撮影や動画撮影をされる方がたくさんいらっしゃるため、ジンバルや自撮り棒の持ち込みは認められています。ただしスティックを伸ばすことは許されておりませんのでお気をつけください。
心構え編
1.オススメのツアー開始時間帯とツアー前後の過ごし方
何時のツアーに申し込むのが良いのかに関しては、間違いなく一番最初の時間帯がベストだと思います。各エリアの体験スポットも空いていますし、写真や動画を撮影するにしても、他の人を気にせずに楽しむことができるからです。またスタジオツアー東京は熱烈なハリーポッターファンでなくても、食事の時間やグッズショップなどを含めると6時間は余裕で満喫できる施設に仕上がっているため、遅くても12時〜13時頃のツアー開始のものに申込みたいところです。
個人的なオススメはお昼頃のツアー申込みにして、ツアー開始の1時間前に施設内に入り、まだ比較的空いているフロッグカフェの写真映えする席で軽く腹ごしらえをしてからツアーに臨み、ツアー途中にあるバックロットカフェでガッツリ食事をして、ツアー終了後にフードホールでディナーを食べる流れが満足度高いなと感じました。
2.食べたいメニューを決めておく
施設内で飲食を楽しめるカフェやレストランは4つあります。ツアー外にある「フロッグカフェ」「フードホール」、ツアー内にある「バックロットカフェ」「バタービール」です。
ツアー開始前に「フロッグカフェ」「フードホール」のどちらかで軽食を楽しんで、ツアー中に「バックロットカフェ」と「バタービール」を楽しみ、ツアー開始後に「フロッグカフェ」「フードホール」のどちらかに行ければ、一度の施設訪問で、全ての飲食店を訪れることが可能です。特に電車でスタジオツアー東京に行かれる場合は、最寄りの豊島園駅周辺には良い感じの飲食店は少ないので、スタジオツアー東京内で昼食から夕食まで済ませてしまうことをオススメします。スタジオツアー東京内はかなり歩くので、池袋駅まで出て夕食をしようと思っても、既に疲労困憊の可能性が高いです。
「フロッグカフェ」「フードホール」「バックロットカフェ」それぞれメニューが豊富なので、どのお店でどのメニューを食べたいのか、友達と被らないメニューを選んで、一度の訪問でできるだけ色々と楽しめるような準備をしておくことをオススメします。
「バタービール」の容器は持って変えることができるので、折角の機会ですし是非いただきましょう。
3.絶対に欲しいグッズ・体験したい/観たいスポットを決めておく
まず欲しいグッズがある方ですが、ツアー開始前にグッズショップで店員さんに気軽に尋ねてみましょう。そのグッズがどこにあるのか、在庫があるのか、そもそもグッズ化されているかわからないけどあったら嬉しいなと思ってるものもあれば、広大なショップ内を探すのも楽しいですが、ツアー開始までの時間も限られてますので遠慮なく店員さんにお声がけすることをオススメします。当然なのですが、こちらのスタッフの方々は恐ろしくハリーポッターに詳しいのです。特にグッズショップの店員さんはあらゆるグッズを把握している印象です。今回一緒に行った私の相方さんが「なんていうか忘れたんですけど、グリンデルバルドとダンブルドアのあれに因んだグッズありますか?」と尋ねたら、「血の誓いですよね?こちらにはご用意してないんですよ」と即答されておりました。ということで、グッズに関する相談を興奮気味にショップスタッフさんにされても、なんの問題もありません。
次は体験したい/観たいスポットに関してです。お昼前後にツアー開始すれば少し並べば全ての体験スポットを満喫できると思うのですが、私がスタジオツアー東京に行ったのは正月真っ只中の1月3日だったので通常の休日より空いていたのだと思います。12時ツアー開始でしたが、ブルームエクスペリエンスと指名手配ポスターの撮影以外の体験/観たいスポットではほぼ5分以上並ばずに楽しむことができました。
主な体験スポット
No. | 体験スポット | 詳細 |
1 | 動く肖像画 | 撮影後に、どこかの肖像画に動画が投影されます。探すのに一苦労です。無料で動画データの提供はありますが、他の肖像画や空間を含めた動画も素敵なので、自分たちでの撮影も忘れないようにしましょう。 |
2 | クィディッチエクスペリエンス | グリフィンドールかスリザリンを選ぶことになります。練習はなく、いきなり撮影が始まりますので、油断せずにやりきりましょう。無料で動画データの提供あり。 |
3 | 守護霊「パトローナス」 | データの提供はないので、自分たちで撮影する必要あります。守護霊はランダムのようです。 |
4 | フルーパウダー | 魔法省職員の移動手段を体験できます。無料で動画データの提供あり。動画撮影エリアとは別にフォトスポットがありますので、そちらでも存分に撮影しましょう。 |
5 | ブルームエクスペリエンス&指名手配ポスター | 「指名手配ポスター」と「ほうき体験」の撮影はセットで行われます。この会場での自分たちでの撮影に関しては厳しい制限がありますのでご注意ください。またこちらのみ、それぞれの動画/写真データが有料になります。 |
4.指名手配ポスターの表情を決めておく
ツアーの終盤に控えている「指名手配ポスター」と「ブルームエクスペリエンス」の撮影参加は自由なのですが、非常にユニークで楽しい体験なので、是非参加しましょう。参加した後に「指名手配ポスターの写真データ」と「ブルームエクスペリエンスの動画データ」を購入するかしないかを選択することが可能です。シリウス・ブラックの指名手配ポスターは動画ですが、こちらで購入可能なのは写真データとなっていますので、その点はご注意ください。
「指名手配ポスター」の写真撮影の際にスタッフの方から、「怖い顔で」というアドバイスをいただくので、皆さん思い思いの怖い顔をされていました。そもそも怖い顔をする機会はなかなかないでしょうし、怖い顔で撮影されることもないでしょうから、後悔のないように事前にどんな怖い顔をして撮影に臨むか決めておくことをオススメします。撮影時に並んでいる方々に見られていますが、そんなことを気にしていては勿体ありませんし、誰もそんなに注目していないので安心して怖い顔で写真を撮られてください。一人一人撮影するのではなく、グループごとに撮影することになりますが、完成の写真データは個別で撮影したように加工されています。
スタジオツアー東京を満喫するための事前準備まとめ
ここまでワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリーポッターに行くにあたって用意しておいたほうがいいアイテムと心構えを紹介してきましたが、最後に簡潔に整理しておきます。
事前に準備しておくべきアイテムと心構え
- 「ローブと杖」を装備した状態のほうが、世界観を満喫でき、思い出のクオリティも上がります。
- スマホのバッテリー消費が激しいので「モバイルバッテリー&充電ケーブル」の準備は必須です。
- 動画撮影にこだわりたい方は「ジンバル」も持ち込み可能なので、準備をご検討ください。
- 「ツアー開始時間帯」は遅くとも13時頃までの開始時間がオススメ。
- 「ツアー開始前」と「ツアー終了後」の施設内での過ごし方も、事前に計画しておく。
- 「どのレストラン」で「どのメニュー」を食べるのかも、事前に計画しておく。
- 「欲しいグッズ」「体験したい/観たいスポット」を事前にピックアップしておく。
- 「指名手配ポスター」撮影時の怖い顔を事前に決めておく。
今回は事前の準備編という視点で整理しましたが、次回は当日の攻略編をまとめる予定ですので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
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